ハガイ書 1:2-12 リビングバイブル (JLB)

2. 「なぜ、今は神殿を再建する時期ではないと、だれもが言うのか」と、神様はお尋ねになります。

5. その結果はどうか。 

6. いくら種をまいても、ほんのわずかしか収穫がない。 飲み食いにも事欠き、寒さを防ぐ衣服もない有様ではないか。 収入は、まるで底のぬけたポケットに入れるように、すぐなくなってしまう。」

7. 天の軍勢の主はこうお語りになります。 「自分たちがどんなことをしてきたか、また、その結果どうなったかをよく考えよ。 

8. さあ、山に登り、材木を切り出し、神殿を再建せよ。 わたしは喜んで受け入れ、わたしの栄光をそこに現わそう。

9. おまえたちは多くを望んでも、少ししか得られない。 それを家に持ち帰っても、わたしが吹き飛ばす。 結局、なくなってしまうのだ。 なぜか。 神殿が廃墟のままなのに、心にもかけないからだ。 わが家をよくすることばかりに気を配っている。 

10. だから、わたしは雨を降らせず、わずかな収穫しか与えない。 

11. 平地にも高地にも、ひどい日照りをもたらす。 麦も、ぶどうも、オリーブも、他の穀物も、みな干からび、人も家畜も飢えに苦しむ。 いくら仕事に精を出しても、すべては水の泡だ。」

12. すると、シェアルティエルの子でユダの総督ゼルバベルと、エホツァダクの子の大祭司ヨシュアと、この地に残ったわずかな国民は、神様がハガイに示したお告げに従いました。 真剣に、神様を礼拝するようになったのです。

ハガイ書 1