ゼカリヤ書 8:2-20-21 リビングバイブル (JLB)

2. 「天の軍勢の主はこうお語りになります。 わたしの心は穏やかではない。 それどころか、敵がエルサレムに行なったすべてのことを、腹にすえかねている。 

10. 工事が始まる前には、仕事も収入もなく、安全も保証されていなかった。 町を出たら、戻れる保証はなかった。 悪がはびこっていたからだ。

11. だが今は、すべてが変わった。 

12. おまえたちの間に平和と繁栄の種をまいているからだ。 穀物の収穫は増え、ぶどうの枝は実の重みでたれさがる。 雨に恵まれて、土地は豊かになる。 この地に残った人々に、この祝福がすべて与えられる。 

13. 『ユダのように貧しくなるがいい。』 人をのろう時、外国人はそう言った。 だが、それもこれまでだ。 今からは、ユダはのろいのことばではなく、祝福のことばとなる。 人々は、『ユダのように栄え、しあわせであるように』と言うだろう。 だから、恐れるな。 気落ちするな。 神殿再建の工事を続けよ。 

16. これがおまえたちの果たすべき役割だ。 真実を語り、だれに対しても公平であれ。 すべての人と仲良く、平和に暮らせ。 

17. 人を傷つけることをたくらむな。 ほんとうではないのに、ほんとうだと誓ったりするな。 わたしは、そんなことに我慢がならないのだ。」

18. また、次のような新しいお告げが、天の軍勢の主から示されました。

19. 「これまで七月、八月、十月、一月に、伝統的に守られてきた断食と嘆きの行事も、もう終わりだ。 おまえたちが真実と平和を愛するなら、それは、喜びの例祭に変わる。 

20-21. 人々が、世界中から巡礼に出かけ、この例祭に参加しようと、外国の町々からエルサレムへ押しかける。 人々は、他の町にいる親しい者を手紙で誘う。 『神様の祝福とあわれみを求めて、エルサレムへ行きましょう。 私も行きます。 さあ、すぐいっしょに行きましょう。』 

ゼカリヤ書 8