サムエル記上 8:13-21 リビングバイブル (JLB)

13. 王はな、娘も取り上げなさるぞ。 料理をこしらえたり、パンを焼いたり、香料を作ったりと、有無を言わせずこき使う。 

14. それにな、ぶどう畑やオリーブ畑のうち、いちばん良い場所を王家の所領に差し出さねばならん。 

15. 収穫の十分の一は、年貢として、王の直参がたへ納めねばならん。 

16. 奴隷や屈強の若者、それに家畜まで、王の私用のために駆り出される。 

17. 羊の群れも十分の一を要求されるし、結局、自分たちが奴隷となるわけだぞ。 

18. 王を立ててほしいと言ったばっかりに、あとでほえ面かいても、神様は助けてくださらんからな。」

19.  それでも人々は、警告に耳を貸そうとしません。「かまいませんとも、王様は欲しいのです。 

20. よその国々と同じになりたいのです。 王様が私たちを治め、戦いを指揮してくださるでしょう。」

21.  サムエルは人々の反応ぶりを神様に告げました。 

サムエル記上 8