ガラテヤ人への手紙 3:17-20 リビングバイブル (JLB)

17. 私の言わんとすることはこうです。 つまり、信仰によって救うという神様の約束――神様はそれを文書にし、署名されました――は、その後四百三十年たって、神様が「十戒」をお与えになった時にも、無効とされたり、変更されたりはしなかったということです。 

18. もしおきてによる救いが可能であれば、それは明らかに、アブラハムが恵みを受けた方法とは別ものだとわかります。 アブラハムは、ただ神様の約束を信じただけなのですから。

19. では、そもそもおきては、何のために与えられたのでしょうか。 それは、神様の約束につけ加えられたものであり、おきてを破ることがどんなに罪深いことかを、人々に示したのです。 ただし、このおきての有効期間は、その約束の指し示す「子」、すなわち、キリスト様が来られる時まででした。 さらにこのほか、次のような点も指摘できます。 神様はおきてを、御使いたちを通してモーセにお与えになり、モーセがそれを、民に告示したのです。 

20. しかしアブラハムは、約束を、御使いやモーセのような仲介者を通してではなく、神様から直接与えられたのです。

ガラテヤ人への手紙 3