25. そこで、このような四季の恵みをいっさい彼らから遠ざけた。 何もかも彼らの罪のせいだ。
26. わたしの国民のうちに、人を待ち伏せして血祭りにあげる悪人がいる。 彼らは暗がりに隠れている猟師のようで、罠をしかけておく。
27. 彼らの家は、鶏がいっぱいいる鳥小屋のように、悪だくみであふれ返る。 ところで、その結果はどうなっただろう。 いま彼らは名をあげ、金持ちになり、
28. ごちそうをたらふく食べ、回りの人にちやほやされている。 彼らの悪事は際限がなく、みなしごを正しく扱わず、貧しい者の権利をないがしろにしている。
29. わたしは腕組みしたままで、手を下さないだろうか。 このような国を罰しないでおくだろうか。
30. 実に恐ろしいことが、この国に起こっている。
31. 祭司はいんちき預言者の意のままになり、しかも国民は、そうなることを喜んでいる。 おまえたちは必ず滅びる。 その時はどうするつもりだ。