2-4. もう、だれもモアブのことを鼻にかける者はいない。 その命はつけねらわれているからだ。 すでにヘシュボンでは、モアブを破壊する手はずが整った。 「さあ、あの国を滅ぼして、地上から抹殺しよう」と、彼らは言う。 マデメンはひっそり静まり返っている。 一方、ホロナイムには戦いの物音が近づく。 こうして、モアブは全滅し、その叫び声はツォアルにまで響く。
5. 泣きながらルヒテの坂を上る避難民の耳には、下に見える町からの、恐怖の叫びが聞こえる。
6. いのちが助かるために逃げ、荒野に身をひそめよ。