エレミヤ書 2:8-19 リビングバイブル (JLB)

8. 祭司でさえ、神のことなどそっちのけにし、裁判官もわたしを無視した。 指導者連中はわたしに盾をつき、預言者はバアルを拝み、くだらないことで時間をつぶした。

9. だが、まだおまえたちをあきらめたわけではない。 わたしに立ち返るようにと、根気よく、何度でも説得する。 のちのちの子孫の時代になっても、同じようにする。

12. 天はこれを知ってショックを受け、恐怖に身をすくめる。 

13. わたしの国民は二つの悪事を重ねたのだ。 まず、いのちの水の泉であるわたしに見切りをつけ、次に、水をためることもできない、こわれた水ためを作った。

14. イスラエルは、どうして奴隷の国になり下がったのか。 どうして捕虜となり、遠い国へ連れて行かれたのか。

15. わたしには、エルサレムに向かって進んで来る大軍が見える。 彼らは天にも届くような大声をあげてエルサレムを破壊し、焼き払い、人の住まない荒れ地とする。 

16. わたしには、エルサレムへ攻め上ろうとしているエジプトの軍隊も見える。 メンピスとタフパヌヘスの町々から行軍して来て、イスラエルの栄光と力を踏みにじろうとしている。 

17. こうなったのは、神であるわたしがおまえを導き、行くべき道を示そうとしたのに、おまえが反抗したからだ。

18. エジプトやアッシリヤと手を組んで、どんな得をした? 

19. 身から出たさびが、おまえに罰を加える。 神である主に刃向かい、いとも簡単に神を捨てることがどんなに悪いことであり、恐ろしいことであるかを、身をもって知るようになる。 こう天の軍勢の主は宣告なさいます。 

エレミヤ書 2