エペソ人への手紙 3:1-8 リビングバイブル (JLB)

1. キリスト様の奴隷である私パウロは、今、あなたがたのために投獄されています。 あなたがた外国人も、神の家族の一員だと告げたからです。 

2-3. 私は、外国人に神様の恵みを示すためのこの特別の任務を、神様から受けています。 このことについては、前の手紙でも簡単にふれましたから、もうすでにご存じと思います。 外国人もまた神様の恵みの対象とされているという、この神様の特別の計画を、神様が私に明かしてくださったのです。 

4. このように申し上げるのも、これらについて私がどう理解しているかを、わかっていただくためです。 

5. 以前には、神様はこの計画を、自分の民に隠しておられました。 しかし今では、聖霊様を通して、使徒や預言者たちに、はっきりと示しておられます。

6. その特別の計画とは、こうです。 すなわち、神様の子供とされた者たちが全財産を相続する時、外国人もユダヤ人と共に、十分にその分け前にあずかるということです。 ユダヤ人も外国人も、共に神の教会の一員として招かれています。 そして、キリスト様についての良い知らせと、この方が成し遂げてくださったこととを受け入れる時、キリスト様によって大いに祝福するという神様の約束に、両者ともあずかるのです。 

7. 神様は、この計画をすべての人に伝える光栄ある特権を、私に与えてくださいました。 また、その務めを果たすに十分な、神の力と特別な才能をも、与えてくださったのです。

8. 考えてもごらんなさい。 私はそんな資格の全くない者です。クリスチャンの中で最も役立たずの人間です。 それにもかかわらず、キリスト様のうちにある無限の富が外国人にも分け与えられる、という喜ばしい知らせを伝える者として、特に選ばれたのです。 

14-15. 神様のご計画の知恵深さと広大さを思う時、私はひざをかがめて、神の大家族〔その中のある者はすでに天国におり、ある者はまだ地上にいます〕の父なる方に祈ります。 

18-19. そして、〔神様の子供とされた者にとっては当然のことですが〕神様の愛が実際にどれほど長く、どれほど広く、どれほど深く、どれほど高いかを知り、また理解できますように。 さらに、それを身をもって経験できますように。 もっとも、この愛はあまりにも大きいので、それを見極め、完全に把握することは、とても無理ですが。 こうして、あなたがたはついに、神ご自身によって満たされるのです。

エペソ人への手紙 3