1. 捕囚となって二十五年目、エルサレムが占領されてから十四年目の三月下旬に、神様の御手が私の上に置かれました。
2. 幻の中で、主は私をイスラエルへ連れて行き、高い山の上に下ろしてくださいました。 そこから見下ろすと、町のようなものが見えました。
3. 近づいてみると、青銅のように輝く顔をした人が、神殿の門のそばに立っているではありませんか。 手には、巻き尺と物差しを持っています。
4. その人は私に言いました。 「ちりの子よ、目でよく見、耳で聞き、わたしが見せるものをすべて心に留めよ。 ここに連れて来たのは、多くのものを見せたいからだ。 それで、イスラエル国民のもとへ帰ったら、見たことを細大もらさず語り告げよ。」
29-30. 詰め所も、柱も、玄関も前のものと全く同じです。 壁や玄関の窓もそっくり同じです。 通路も同じく、長さ二十九メートル、幅十四メートル半です。