1. エホヤキン王が捕囚となって十一年目の五月中旬に、次のような神様のお告げがありました。
2-3. 「ちりの子よ、エジプト王とその全国民に告げよ。 おまえはかつての大国アッシリヤと同じく、まるでレバノン杉のようだ。 枝を大きく張って涼しい木陰をつくり、その先端は高く雲にまで達している。
4. 根は地下深く伸びて、よく生い茂り、水を回りの木々にも供給していた。
5. どの木よりも高くそびえ立ち、根から十分に水分を吸収して枝も大きく伸び、こんもりと茂っていた。
6. 枝には鳥が巣をかけ、木陰で家畜が子を産んだ。 このように世界の大国がみな、その木陰に住んだのだ。