エゼキエル書 22:24-29 リビングバイブル (JLB)

24. 「ちりの子よ、イスラエル国民に言え。 わたしの憤りが爆発する日に、おまえたちはきたない荒れ地、雨の降らない砂漠のようになる。 

25. おまえたちの預言者どもは、獲物に忍び寄るライオンのように陰謀をめぐらす。 彼らはむさぼり食うように多くのいのちを奪い、財産や宝を強奪し、国中に未亡人をふやす。 

26. また、祭司は祭司で、わたしのおきてを破り、神殿を汚し、わたしの聖さに泥を塗った。 彼らにとって、祭司の務めは日常の仕事と全く変わりないのだ。 わたしの国民に善悪の区別も教えず、安息日も無視した。 こうして、わたしの聖い名は彼らの間でひどく汚されている。 

27. 指導者も、獲物に飛びかかる狼のように、自分の利益のために人のいのちを奪っている。 

28. 預言者は偽りの幻を語り、わたしがひと言も語らないのに、神様がこうお語りになったのだと、平気で偽りのお告げを伝えている。 こうして、しっくいで壁の上塗りをするように、ごまかしているのだ。 

29. それで、一般の人も、貧しくて乏しい者たちを虐待し、物をかすめ、寄留の外国人からも強奪している。

エゼキエル書 22