エズラ記 6:5-14 リビングバイブル (JLB)

5. ネブカデネザル王が持ち出した金銀の器は、エルサレムに戻し、元どおり神殿に安置すること。」

6.  ダリヨス王は、知事タテナイ、シェタル・ボズナイはじめ、ユーフラテス川西岸の高官たちに、次のような手紙を送りました。「神殿工事を中止させる必要はない。 元どおり再建させてかまわない。 

7. ユダの知事や、工事責任者たちの邪魔をしてはならない。

8. むしろ、諸君の領地で徴収される税金から、すみやかに全工事費をまかなってやるように。 

9. エルサレムの祭司たちのためには、完全に焼き尽くすいけにえ用の若い雄牛、雄羊、子羊を調達してやること。 また、小麦、ぶどう酒、塩、オリーブ油も毎日欠かさず与えること。 

10. そうすれば、彼らは天の神様の喜ぶいけにえをささげることができ、余や息子たちのためにも祈ってくれるだろう。 

11. この命令を少しでも変えようとする者があれば、その家から梁を引き抜き、その者の絞首台を作り、家は瓦礫の山とすること。 

12. エルサレムの町をお選びになった神様は、もしこの命令を破り、神殿を破壊しようとする王がいれば、その国を滅ぼさずにはおかない。 余が命じる。 万全の注意をはらって、この命令を守るように。」

13.  知事タテナイ、シェタル・ボズナイとその同僚たちは、直ちに王の命令に従いました。

14.  もう邪魔は入りません。 ユダヤ人指導者たちは工事を続け、預言者ハガイやゼカリヤの説教に、大いに励まされていました。神様のご命令と、ペルシヤ王クロス、ダリヨス、アルタシャスタの布告どおり、神殿はついに完成しました。 

エズラ記 6