エステル記 4:13-17 リビングバイブル (JLB)

13.  しかし、モルデカイの答えはきびしいものでした。 「ユダヤ人がぜんぶ殺されるというのに、王宮にいるからといって、おまえだけが助かるとでも思うのか。 

14. もしも、この事態をおまえが手をこまぬいて見ているなら、神様は別の人を用いてユダヤ人をお救いになるだろう。 だがいいか、おまえと一族だけは滅びると覚悟しておけ。神様がおまえを王妃となさったのは、ひょっとして、この時のためかもしれないのだぞ。」

15.  折り返し、エステルからの返事が届きました。

16.  「シュシャンにいるユダヤ人をぜんぶ集め、私のために断食させてください。 三日間、昼も夜も、飲み食いしないでください。 私も侍女もそういたしますから。 そのあと、国禁を犯してでも陛下にお目にかかるつもりです。 そのために死ななければならないのでしたら、いさぎよく死にましょう。」

17.  モルデカイはエステルの言うとおりにしました。

エステル記 4