イザヤ書 38:1-6 リビングバイブル (JLB)

1.  この事件の少し前でしたが、ヒゼキヤは死病に取りつかれました。 そこへアモツの子である預言者イザヤが来て、神様のお告げを伝えました。「おまえはもう長くない。 身の回りを整理しておけ。 治る見込みはない。」

2. なんということでしょう。 ヒゼキヤはくるりと壁のほうを向き、必死に祈りました。

3. 「ああ神様、お忘れになったのですか。 あんなに真実を尽くし、いつもお言いつけに従おうと努力してきましたのに。」 王は肩をふるわせ、大声で泣きました。

4. これを見て、神様はイザヤに告げました。

5. 「さあ、ヒゼキヤに言ってやりなさい。 おまえの先祖ダビデの神である主は、確かに祈りを聞いた。 おまえの涙を見て、あと十五年いのちを延ばすことにした。 

6. おまえとこの都をアッシリヤ王の手から救い出そう。 心配はいらない。 まちがいなく守ってやる。 

イザヤ書 38